トヨタ・子どもとアーティストの出会いin仙台・宮城

2010年 12月 1日 - 12:30am

みんなありがとう!先生方ありがとう!

みんなで記念撮影です。カメラがいっぱいあってどこを見たらいいかわかりませんでした。
このワークショップをお引き受けいただいた大風校長先生、舟山先生、小野寺先生、ありがとうございました。
特に舟山先生、小野寺先生には、かげでいろいろと足りなかった点をフォローしていただき、心から感謝いたします。
東四郎丸小学校のみなさんの生活から生まれた曲は、音楽の力と楽しさを改めて教えてくれました。大切なことに気づかせてもらいました。みんな、ありがとう。
そして、みんなのアイディアやひらめきをいつもいつもあたたかく受けとめて、それをみるみるステキな音楽にしてくれた片岡祐介さん、本当にありがとうございました。
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2010年 12月 1日 - 12:21am

いよいよ「ひみつの音楽会」開演です!

短い間にいろいろなことがあったけど、いよいよ発表の時です。お客様もたくさん集まってくださいました。東四郎丸児童館のスタッフのみなさんも準備や運営をみなさんでお手伝いしてくださいました。いろいろなみなさんのサポートが、東四郎丸小学校にはあふれています。
そして、13時30分。いよいよ子どもたちが入場です。
片岡さんのソロ演奏から始まります。考えられないような音楽の連続。楽器を使わないのに、なぜか音楽が次から次と紡ぎ出されていきます。よくよく聞いてみると、その中には5年生のみんなが作ったフレーズも使われています。
片岡さんのソロを聴きながら、みんなのいい緊張が高まりました。
「5年1組のこせい」「あそんでる」2つのクラスの曲は、これまでの練習を倍も飛び越えるすごい迫力の曲になっていました。まさに組曲!という風格です。みんなのアドリブの音が、ちゃんと絡み合って、みんなの心が1つになってきた感じでした。
そして、あっという間に最後の「ひみつコーナー」です。演奏前に、片岡さんからおもしろいアイディアが・・・。(本番中にもかかわらず!)
「ぼくが太鼓をたたくので、1人ずつ音を鳴らして次の人にタッチしよう」
みんな心の中で「えー!」と思ったのでしょうか?これまでリズムと合図を2つ決めただけの、まさに即興演奏です。
いよいよ始まりました。出だしは快調。でもいつの間にか、みんながタッチしていって出て行くはずの音が途切れてしまいました。でも片岡さんは太鼓をたたき続けています。2組は拍手をしてなんとか演奏を続けています。しばらく音の途絶えた1組。聴衆も「どうなるのだろう」と思い始めた瞬間、なんときれいな鍵盤ハーモニカの音が再開しました。だれかが出したそのひとつの音は、どんどんと広がっていきました。
そのあとの演奏は、みんなの音が絡まり合い、ハーモニーになり、うねりになり、大迫力の即興演奏になりました。
そして、中盤、観客席のお客さんまでもが、突然楽器を取り出し、一緒に演奏してくれたではありませんか!子どもたちのちょっとびっくり。
これこそ、先生方、小岩さんたちが秘密裏に準備してくださった「ひみつのプロジェクト」でした。小岩さんたちがこの日のために、いろいろな楽器を手作りしてくださり、へらやおたまなどを持ってきてくださったのです。ペットボトル米マラカス、ガチャポン・ビーズマラカスなど楽しい音の鳴る楽器を客席に用意し、音楽会の直前に、片岡さんがお客様にもリズムを教えてくださったのでした。
子どもたちと客席も一体になって、ひみつコーナーの即興曲は、どんどん大きな波に鳴ったのです。最後の方で子どもたちの声が演奏に加わった時、なんとも不思議で気持ちのよい音楽が生まれました。やがて、曲は別れを惜しむように静かに消えていきました。
なんと演奏時間14分。
生まれて初めてみんなで演奏した即興曲が、こんなすごい音楽になるなんて、5年生はすごい!そして片岡さんは、すごい!
本当に聴き応えのある音楽会でした。

みんなすばらしい演奏をありがとうございました!

「ひみつの音楽会」の幕開けは、片岡さんの楽しいソロ演奏です。

「ひみつの音楽会」の幕開けは、片岡さんの楽しいソロ演奏です。

お客様もへらや手作りマラカスで演奏に参加。

お客様もへらや手作りマラカスで演奏に参加。


演奏が盛り上がり、会場の空気がぐぐっと濃くなった!

演奏が盛り上がり、会場の空気がぐぐっと濃くなった!