トヨタ・子どもとアーティストの出会いin仙台・宮城

2010年 11月 30日 - 11:40pm

最後のワークショップ

今日は午後から発表会の日です。
1曲1曲できた曲を確かめながら、今日もみんなで作曲です。
発表会で最後に行う「ひみつコーナー」のためのリズムを出し合って、それに続く演奏をそれぞれにつくり、片岡さんの合図を確かめました。
それぞれのクラスで作った歌もていねいに仕上げ。2組の「あそんでる」には、あっという間に新しいプロローグが加わりました。女の子たちがやっていた「白いと言ったらゆーき、ゆーきと言ったら溶ける、溶けると言ったらアイス・・・」という言葉遊びから始まることになりました。ますます「遊んでる」感じが出て来ました。
最後の最後まで進化し続ける5年生の音楽です。
一番最初に作った「世界中 円高 温暖化 進化」という曲には、『世界』というとてもいいタイトルが付きました。
そして、2番の歌詞「ぼくたち ハイタッチ 人生 はくよ」は、「ぼくたち ハイタッチ 人生 しあわせ」に変わりました。
刻々と子どもたちの曲は進化してきます。

5年1組だんだんに気合い入ってきました。

5年1組だんだんに気合い入ってきました。


2組の曲あ「あそんでる」に遊んでる場面が加わります。

2組の曲あ「あそんでる」に遊んでる場面が加わります。

2010年 11月 29日 - 11:29pm

子どもたちだけじゃありません。

今回は地域のみなさんにも支えられて、このワークショップは進んでいます。
東四郎丸児童館の館長の小岩孝子さんは、児童館の方たちと一緒に、タイトルや楽器などをたーくさん作ってくださいました。本当にありがとうございます。
いつも笑顔の小岩さん。子どもたちも小岩さんを何かと頼りにしています。

「ひみつの音楽会」に向かって、東四郎丸地域の人たちも一緒に活動してくださっています。

小野寺先生と小岩さん(右)。学校と地域の連携もぴったりです。

小野寺先生と小岩さん(右)。学校と地域の連携もぴったりです。

大きなタイトルとかわいい花飾り。小岩さんたちが作ってくださいました。

大きなタイトルとかわいい花飾り。小岩さんたちが作ってくださいました。

2010年 11月 29日 - 11:22pm

いよいよ明日は「ひみつの音楽会」

たった2日で4曲の新曲を作ってしまった東四郎丸小学校の5年生76名。先週は具合の悪いのも我慢して、楽しみにワークショップに参加してくれた子もいました。今日は3名が欠席でしたが、明日は全員そろうといいですね。
今日はまず今までの曲のおさらいです。発表用ににいろいろとアドリブを付け足しながら、構成していきます。片岡さんの怪しい歌に合わせて、各楽器志望者が適当に音を作っていきます。なんとかなるものです。ちゃんとそれなりに曲になっています。
今日のラップの練習では、いつのまにかひろきくんがかっこいい振りで叫んでました。それにつられてみんなもノリノリ!全身でラップすると断然楽しいです。
そんなこんなで明日はいよいよ本番!
いったいひみつの音楽会、明日はどうなることやら!ますます期待がふくらみます。

いよいよ明日に向かって仕上げ開始!

いよいよ明日に向かって仕上げ開始!


今日も「木琴やりたい人?」と尋ねるとたくさんの手があがります。片岡さんもうれしい悲鳴。

今日も「木琴やりたい人?」と尋ねるとたくさんの手があがります。片岡さんもうれしい悲鳴。


ひろきくんの大太鼓には魂がこもっています。アクションがとてもいい!

ひろきくんの大太鼓には魂がこもっています。アクションがとてもいい!


ピアニストたちは今日も自分の音を探求中。毎回違う音を奏でてます。

ピアニストたちは今日も自分の音を探求中。毎回違う音を奏でてます。

2010年 11月 27日 - 11:16am

「あそんでる」

というわけで、5年2組が作り上げたのは「あそんでる」という曲です。しかも片岡さんが演奏には加わらないという曲です。
好きな食べ物を音に変えることから始まり、だんだんにもりあがると「あそんでる!」という一斉演奏が。遊び疲れたりしながらも、最後はますます盛り上がって終わるという劇的な曲。
みんな片岡さんと一緒に大きくなったり小さくなったりしながら演奏しました。

見よ、この真剣な表情。ピアニッシモです。

見よ、この真剣な表情。ピアニッシモです。


全身で演奏してます!

全身で演奏してます!


自分たち作曲の曲。みんなで心合わせて。

自分たち作曲の曲。みんなで心合わせて。

2010年 11月 27日 - 11:04am

5年2組の曲作り

5年2組は1組とはまったくちがうやり方で曲を作りました。
まずはじめにやったことは「遊ぶこと」です。
「10分間遊んでみよう!」
みんな一斉に思い思いの遊びを始めました。楽器はやっぱり大人気。木琴のいろんなところをたたいてみたり、いつもはさわったことのない楽器に触れてみたり。
あっちに行ったりこっちに行ったり、音を確かめては驚いたり、喜んだり!
座席で言葉遊びで遊んでいる子も。みんな遊び上手です。

「白いと言えば雪」「雪と言えばとける」と言葉遊び中

「白いと言えば雪」「雪と言えばとける」と言葉遊び中


音楽室の中にはいろんな音が渦巻きます

音楽室の中にはいろんな音が渦巻きます


実験中

実験中


微妙な音追求中

微妙な音追求中

2010年 11月 27日 - 10:51am

できた曲は?

不思議な前奏ができあがりました。
そのあとは、ドレミファソラシドの音で作った言葉で作曲です。
シソ ソラ ミソ ミミという具合に。
こんな感じでメロディーをつくり、合わせてみると、いい感じのハーモニーになっているではありませんか?
「もっと迫力出したい!」「終わりは『カルメン』みたいにしたい!」とかみんなの要望を取り入れて、できました!
タイトルは「5年1組のこせい」です。

いつのまにかみんなで大合奏。クラスの出来事が音楽に。

いつのまにかみんなで大合奏。クラスの出来事が音楽に。


5年1組がつくった曲のタイトルです。

5年1組がつくった曲のタイトルです。

2010年 11月 27日 - 10:42am

5年1組の曲作り

11月26日。いよいよクラスに別れての曲作りです。今日も片岡さんの演奏から始まったワークショップ。子どもたちはしんと静まりかえって目の前で紡ぎ出される曲に吸い付けられていきます。
さあ、いったいどんなふうにみんなで曲を作っていくのでしょう?
片岡さんはみんなに問いかけます。「いろいろな作り方があるよね。まず詩を書く、メロディーをつくる、題名を決める、リズムを決める」と。「5年1組ってどんなクラス?」
子どもたちは答えます。「元気!」「やんちゃ!」と。
「じゃ、それから作っていこうか。」
「げんき」と「やんちゃ」がリズムのようなメロディーのような、なんかかっこいいリズムの曲になりました。
そのあともクラスの中で起こる出来事はどんなことがあるかを子どもたちに出してもらって、それを曲にしていくのです。
暗くなったり、笑わせたり、笑ったり、なんだか不思議な前奏ができました。

片岡さんの演奏を聴いている5年1組の子どもたち

片岡さんの演奏を聴いている5年1組の子どもたち


とにかくやってみよう!思い思いに音を出してみます。

とにかくやってみよう!思い思いに音を出してみます。

2010年 11月 25日 - 9:39pm

校長先生もびっくり!

校長先生にできたてほやほやの曲の録音を聞いていただきました。
「たった2時間で?曲になってる!すごい!」
校長先生も大感激です。
一緒に授業に参加してくださった東四郎丸児童館の小岩さんも大喜び。すでに「ひみつの音楽会」のために行われているひみつのプロジェクトのために、ステキな楽器を作ってくださっています。そして、今日は音楽会の入口に「看板を作りましょう」と笑顔で言ってくれました。
事務局も感激のしっぱなしです。
明日のワークショップが本当に楽しみです。

子どもたちが作った曲を聞いて大感激の大風校長先生と、片岡さん

子どもたちが作った曲を聞いて大感激の大風校長先生と、片岡さん

2010年 11月 25日 - 9:33pm

すでに曲ができました!

なんとたった2時間の授業の間に、すばらしい曲が2曲もできてしまいました。
出だしはとてもきれいなメロディーです。みんなで音をひとつずつ出し合って作りました。「せかいじゅう えんだか おんだんか しんか」
おもしろい歌詞がつきました。
そして、次に作ったのは、だじゃれラップ。さわりをご紹介すると
「かばをかばった ねこがねこんだ 
小学生はしょうがくせぇ 中学生はチューがくせ」
みんなのりのりのラップができました。

明日はクラスに別れて曲作りです。
30日の発表会がとても楽しみになってきました。

みんなわくわくして次なる曲の展開を考えています。

みんなわくわくして次なる曲の展開を考えています。


休み時間はピアノや木琴のまわりに人だかり。この遊びの中から曲が生まれました。

休み時間はピアノや木琴のまわりに人だかり。この遊びの中から曲が生まれました。

2010年 11月 25日 - 9:20pm

東四郎丸小学校のワークショップ始まる

音楽家の片岡祐介さんが今日から東四郎丸小学校の5年生75名と、「作曲」を始めています。
木曜、金曜で曲を作って、月曜に練習。火曜日は発表会!という無謀ともいえる計画です。
片岡さんは「音楽家の自己紹介は、音楽で」と木琴、鍵盤ハーモニカ、ピアノを演奏してくれました。ところが、驚きの連続!木琴の木枠をカタカタ鳴らしたり、木琴の下に付いている金属の筒を鳴らしたり!もちろん木琴の演奏もすばらしかったのですが。次に鍵盤ハーモニカを持っても音が鳴らない。空気の音と鍵盤をたたく音だけで、すごい音楽になっているではありませんか?そして、ピアノを弾きながら始まったのは、音楽室にはってあった校歌の歌詞を即興の音楽にのせて歌ってしまったのです。
こんなのも音楽なんだ!!
きっと子どもたちはそう思ったに違いありません。IMG_6659