千葉のり店

海産物屋を始めて約100年。当初は壁の材料となるテングサなどを扱っていましたが、40年あまり前、海苔の専門店となりました。現在は3代目。姉妹でがんばってきました。震災前、彼女たちは「日々仕事に精いっぱいだ」と明るく笑っていました。定休日がなくても、姉妹で楽しく働くことが生きがいなのでしょう。「間違いのない商品、お客様に美味しいと言ってもらえるような商品を作り続けていきたい」と言っていました。2010年に千葉海苔店の自慢のヒット商品味付け海苔の袋にも描かれている、マスコットの龍にまたがった「のり太郎」をきりこにしました。いち早く仮設店舗で復活を果たした姉妹。今は南三陸さんさん商店街のお店で、震災前のように忙しくがんばっています。

2010年取材ときりこ:菅原きえ

震災前の様子

震災前の住所


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