佐良スタジオ

昭和47年に創業した「佐良写真屋」。先代はカメラの趣味が高じて脱サラし、このスタジオを開店しました。当時は一般の人たちにもカメラが普及し、カラー写真も出始めた時代。町内に愛好家が多かったこともあり、主催した撮影会は大成功だったそうです。「この仕事をしなければ出会えなかった人たちがたくさんいます」と震災前に、二代目のご主人 信一さんは話しておられました。「自分にとっては何百枚もの写真だけど、誰かにとっては大切な思い出の一枚になる。」 震災直後から、信一さんは南三陸の人たちの姿を撮影し続けてきました。それがすばらしい写真集「南三陸から」にまとめられ、全国、世界の方々が、信一さんの写真を通じて南三陸に関心を寄せていただくことになりました。写真展は海外でも行われています。まさに写真を通して、たくさんの人たちと南三陸町を信一さんはつないだのです。写真を通してたくさんの人とのご縁をつないでいく様子を、2010年にきりこにしました。南三陸さんさん商店街で営業中です。

2010年取材ときりこ:故 阿部亜紀・佐藤美枝
2012年取材:吉川由美

震災前の様子

震災前の住所


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